絶縁油(ぜつえんゆ)は

液状の絶縁体材料のひとつ。日本工業規格(JISC2320)では電気絶縁油として詳細に規格化されている。絶縁油は多くの電力機器の絶縁材料として用いられ、次のような特性を備えていることが求められる。絶縁耐力が大きいこと。粘度が低いこと。引火点が高いこと。凝固点が低いこと。機器を侵食しないこと。電気的に、化学的に安定していること。かつて上記要件をよく満たすPCB(ポリ塩化ビフェニル)が用いられたが、発がん性等の有毒性が指摘され近年は使用されることはない。JISC2320において、絶縁油はその主成分によって大きく7種類に分類されていた。新しいJIS規格では国際電気標準会議(IEC)規格が取り入れられており、これまでの7種類の分類を種類A、追加されたIEC規格を種類Bとしている。国際電気標準会議は、電気工学、電子工学、および関連した技術を扱う国際的な標準化団体である。
update:2009年09月13日